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60代から、ゆる資産運用のすすめ

お金のこと

肩を寝違えるってことがあるんですね。60になって五十肩の症状で1週間泣いてます。。。体を動かせないので、おすすめの資産運用お話を少し。。。

ゆる~く資産運用のすすめ

退職金を手にしたとき(口座に振り込まれたとき)、ちょっと怖ろしくなりました。これ、このままにしておいたら知らぬ間になくなるんだろうな、と思ったから。そんなとき出会った本が、

「定年後のお金なんとかなる」 KADOKAWA 著者:和泉昭子

でした。

いわゆる投資や株、または節約の話だけではなく、楽しい定年後の暮らしのため、具体的にいつどんな支出に備えてどんな風に確保しよう、というようなお金のについての考え方、管理の仕方を教えてもらいました。これを参考に、それまでの預金とわずかながらの退職金を投資や預貯金に分散しました。

 

どのように分散する?

まず分散先に選んだのは、たまたま利率や運用予想がベストな時期だった外貨建て保険でした。

  • 外貨建て保険

私は、現役時代取引のある銀行は1行のみでした。なので、退職金が振り込まれた翌月ごろには担当者から連絡が。ちょうどその時期は今ほど円安ではなく、良い利率の「外貨建て保険」がり、それをすすめられたのです。

皆さん、銀行員に騙されるな、的な記事や動画を目にしたことはありませんか?

でもね、銀行ってそんなに悪いことばっかり言うわけじゃないんですよね。もちろん鵜呑みにするのはよくありませんが、顧客のことをちゃんと考えて提案してくれる優秀な銀行員だっているんです。リスクもちゃんと説明をうけて熟考したうえで、これは買いだと判断できました。

そして、あとはネット銀行の活用です。

  • ネット銀行

定期預金の金利を比較して、証券会社との連携や、外貨預金の利用しやすさなどを考え、

あおぞら銀行、住信SBI銀行、SBI新生銀行、ソニー銀行、楽天銀行

に口座を開設しました。そして、3か月、1年、5年と期間の異なる定期預金と個人向け国債10年に振り分けました。

  • 定期預金と個人向け国債

あとは当座の生活費を普通預金に残し、月5万の積立投資をNISAで継続しています。

  • 投資信託(新NISA)

 

使うタイミングで預け先を分散

そんなわけで分散の考え方ですが、使うタイミングでだいたい本に記載の考え方に沿って

  • 短期資金(1年以内)   → 流動性重視で銀行の普通預金
  • 中期資金(2年から5年)  → 安定性重視でネット銀行の定期預金
  • 長期資金(5年以上先)  → 安定性重視の個人向け国債、収益性重視の外貨保険や投資信託

といった感じで分けています。

ネット銀行の定期預金は、短期間で利率の良い商品が出てくるので、3か月や1年で預けておいて満期到来したらまた見直すようにしています。

具体的にそれぞれどのくらいの額で分散するかですが、本はによれば普通預金(短期資金)は常に100万円は確保しておく、という考え方です。100万円を下回ったらその都度定期預金を解約するなどして補う、ということです。つまり中期資金はその補完金額ということになります。

長期資金ですが、急な出費(電化製品買い替えとか、医療費とか)や、楽しい海外旅行とかを見越して、なるべく多めに振り分けるのが理想です。特に投資信託なんて長ければ長いほど収益が上がる確率が高いですから。私の場合今のところ8割方ここに振り分けられています。

投資信託の積立はあと10~15年続けられればその後は毎年5%づつ取り崩していける試算をしています。(毎年取り崩しても減らないんです!)

老後資金2000万円問題

少し前に話題になりましたね。公的年金だけでは老後30年で2000万円資金が不足する、と金融庁金融審議会「市場ワーキング・グループ」の報告書で発表されたものでした。

この試算はそもそも夫65歳、妻60歳以上の夫婦のみの世帯という「モデルケース」で毎月5.5万円不足する、というものらしいのですが、私のまわりでざっと50人ぐらい見渡してもこのケースにあてはまる人なんて皆無です。

今は、日本年金機構のねんきんネットを使えば、かなり詳細に年金額を試算できます。毎月または毎年の支出額がおおよそ把握できていれさえすれば、金融庁のへんてこなモデルケースを基にした試算に惑わされることはないんです。

会社員時代と違って自身の収入が長期にわたり予想できる、というのは、お金の試算はとても容易です。考えようによっては資産運用はとてもやりやすいですよね。

退職金足しても2000万には全然足りない状態で私は退職してしまいましたが、5年後、厚生年金受け取りが可能となった時、短期中期長期のこの分配がくずれることなく(若しくは長期資産が増え老後資金が増えるよう)運用できていれば理想的です。

 

外貨預金を作りたいが、タイミングを逃した

ところで、この本の中で外貨預金について、外貨預金について良いヒントがありました。

外貨預金のデメリットは何と言っても為替変動リスクと手数料だと思うのですが、著者は、外貨で預けたお金は海外でそのまま使う、ということです。

なるほど、その手があったか!そうすればドルから円の変換手数料とか為替差益とか気にする必要ない!私はパリに住みたいんだからユーロで預金しそのまま持っていれば良い、と思ったのですが・・・

その考えに至った時からすでに大幅に円安がすすみ(30円くらい!)、まったく預け入れのタイミングを逃しています!

そんな中、定期預金の残高が気が付いたら60円ぐらい増えていて、日銀の金融政策のおかげで日本の銀行預金金利もわずかに上がってるんだな、と実感した今日この頃でした。(信じられないけどバブル期は利息で海外旅行へ行ける時代だったんだよな)

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