年に一度開催される奈良国立博物館の「正倉院展」に行ってきました。予想以上に素適でした。
正倉院展とは
こんにちは。コモモです。
2週間以上前になりますが、奈良国立博物館で開催されていた「正倉院展」に行ってきたので
その様子と感想を投稿します。
正倉院展とは、ざっくり言うと正倉院宝庫に保管されている宝物(主に奈良時代のお宝)を年に一度点検するタイミングで一般に公開するもので、
毎年異なる宝物が公開されるそうです。
ですので、毎回違う楽しみがあるということですね。
今回の目玉は
特に今回の目玉だったのは
「黄金瑠璃金鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」
~正倉院展公式サイトより~
実物は思った以上にキレイでした
思ったよりも小さくて(直径20cm弱)、
でも、思ったより美しく品があり、とても1,300年も前のものとは思えません。
昔の鏡ってこれでもかっていうくらい装飾に力が入っていたのがよくわかります。
ほぼ金と緑の2色ですが、ほんとに華やかでキレイでした。
他に
「紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)」
~正倉院展公式サイトより~
細工が美しい
これも、写真で見たときは大きな垂れ幕または帯のようなものだと思っていたのですが
「尺」と名がついているとおり、要は物差し。
長さ30cmほどで、象牙の表面を紅に染めてから彫って模様をつけたものだそう。
宮廷の儀礼のために用意されたものと考えられているそうで、
細かな装飾模様がとんでもなく美しかったです。
会場の奈良国立博物館は奈良公園の中にあり、観光客であふれていましたが、
入館は30分単位の時間予約制だったので、全然見られない~ってこともなく、
見たかった宝物をもれなく鑑賞できたので、とても良い体験でした。
ただ、会場内は撮影NGだったのでそこが残念。。。
東大寺、興福寺、薬師寺、唐招提寺 奈良の王道観光コース
さて、せっかく奈良に行ったので王道観光コースもたどってみました。
東大寺の大仏様はたぶん10年以上ぶりに拝みましたが、印象は
でかい!
こんなに近くで・・・
大仏殿は1709年に再建されたものだそう
興福寺には有名な阿修羅像や千手観音菩薩立像が納められている国宝館があります。
国宝館は撮影禁止です
写真撮影NGだったのですが、これはやっぱり実物を拝まないとですね。
見ているだけで心安まります。
そして、薬師寺の東塔(とうとう)。
全国で唯一現存する白鳳様式の塔とのこと
四方の扉から中の様子が覗けます
奈良時代に創建され薬師寺で唯一創建時から現存する塔とのこと。
2021年まで10年以上にわり全面解体修理が行われていたんだそう。
内部もすごかった。
唐招提寺の金堂や講堂も奈良時代に建立された建物。
金堂
現存する奈良時代の最大の建物だそう
そして、京都-奈良間は近鉄電車を利用したのですが、
途中、平城宮跡の広大な広場を横断して、悠久の時を感じることができました。
いたるところ国宝だらけ。すごいです、奈良。
京都では迎賓館を見学し・・・
京都では迎賓館を見学しました。
建物の入口
賓客とのご挨拶、
テレビでよく見るところ!
何の間か忘れましたが大切な賓客をおもてなしする広間
この部屋、入れるんです
近くで見るとすごい!!
いかにも日本な和室
ここは側から眺めるのみ
座椅子の背模様が
ただものではありません。
ガイドつきで参観料金2,000円。
貴重な経験でした。
そして、その他のメイン処はもれなく混雑が予想されたため、
食べることとお買い物に集中。
以前、「ニノさんとあそぼ」で紹介されていた、だし巻き卵丼
「京都 柳馬場 ほん田亭」さんへ
このボリューム!
がんばって完食しました
自分へのお土産として、「SIZUYAPAN」のあんぱん
帰宅後いただきました。
いろいろ種類があります
パッケージもおしゃれ
あんこぎっしりで
おいしかった!
SIZUYAPANは、昭和23年創業のパン屋さん志津屋さんが、平成24年にオープンした京都らしい「てみやげ」を、と考えられたものだそうです。
お取り寄せもできるみたいなので今度やってみようかな。
そして、京都といえば「一澤帆布」
山ほど持っているのですが、お店に行ったら買わずにはいられません。
信三郎帆布ネームのトート
右2つは麻帆布です。
ひとつ4千円~12千円ぐらいのイイお値段なのですが、
使いやすいし長く使えるし、なんならメルカリにも出しやすいし、いくつあってもいい!
久しぶりの奈良、京都。
天気にも恵まれとっても楽しい旅となりました。
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