定年前に退職?!だいじょうぶ?私の不安を解消してくれた本を紹介します。そして、120歳までの収支をしっかり試算!
生活費の試算をちゃんとしなきゃ・・・
定年を目前にして退職を決意したとき、まず「生活費たいじょうぶ?」って気になるところです。特におひとりさまは。
いろいろなYouTube動画も見ましたが情報過多になってしまい混乱・・・。実は単純に解説本が頼りになりましたので2冊ご紹介します。
1冊目は「会社を退職するときに絶対に知っておきたいお金の話」(彩図社 著者:房野和由 定価税別900円)たぶん、コンビニで購入したものと思います。これは退職半年ほど前に購入しています。
もう1冊は「定年後のお金なんとかなる」(KADOKAWA 著者:和泉昭子 定価税別1600円)近所の本屋で時間をかかけて様々物色し、これだ!と思って購入したものです。
「会社を退職するときに絶対に知っておきたいお金の話」
これで一番助かったのが、失業等給付の基本手当いわゆる「失業手当」のもらえる期間と金額が想定できたことです。
一般の自己都合退職による離職で勤続(被保険者であった期間)が20年以上であれば、150日分もらえるのですが、2か月間の給付制限があって、この間まったくの”無収入”に!。また、基本手当は日額で計算されるのですが、計算基準となるのは退職前6か月の賃金総額なんです。なので、退職直前思わぬトラブルで残業続きとなりましたが「これで失業手当の支給額がアップする・・・」と思ってなんとかモチベーションを保つことができました。それと定年(60歳として)以降で退職する場合たぶん給与額も低いでしょうから、失業手当の額も少なくなることを考えると、定年前に退職する方がいいじゃん、と思えたのでした。
もうひとつ良かったのが、必ずやらなければいけない手続きをシンプルに説明してくれていることです。
保険、年金、税金の手続きは、忘れずに行わなければなりません。ここでは長くなるので詳細は省きますが、どんな手続きが必要なのか知っておくだけで心理的にずいぶん楽になったし、退職直後に行動予定がたてられたのでたいへん助かりました。
「定年後のお金なんとかなる」
この本で一番良かったのは、老後(と言いたくないけど)を楽しむためのお金の計画をたてよう、という考えから、60歳から75歳の支出を厚めに見積もる(前厚という言葉を使っています)ような試算ができるようにしてくれている事です。
シミュレーション用のエクセルシートもダウンロードすることができて、それまで自己流でエクセルに入力し何度も計算していた生涯収支が、おおよそ正しいと確認できました。120歳まで破産せずに済みそうです。
もう一つ良かったことが、お金の分散の仕方を教えてくれたことです。
退職金がポンと振り込まれたものの、翌月から入金が全くない口座情報を見ながら、このお金をどうやって生涯管理していくんだ?という退職前には想像できなかった不安が発生しました。この本は、予想できる費用と不定期に発生する費用、「前厚費」とする費用を、それぞれどんな風に管理していけば良いか、お金の適切な保管方法を丁寧に説明してくれています。本の内容を参考にしながらスマホでせっせと口座開設して国債や定期預金に分散し、ほっておいたら絶対無駄遣いしたであろうお金を守ることができました(今のところ)。後日、私がどんな風に分散したかは書いていきたいと思います。
思わぬ問題が・・・?
それにしても、お金の管理とはいえあまりにもスマホを使いすぎて(頼りすぎて)いつスマホが壊れるか、紛失しないか、と怯える日々。一種のスマホ依存症かも。なんとか解消するすべを探さねば・・・
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